里帰り出産のとき一ヶ月検診は違う病院でも大丈夫?別の病院で受けるとき必要なものは?
1ヶ月検診は出産した病院以外で検診が受けられるのでしょうか。里帰り出産をした方は早い時期に帰る予定ですと不安に感じますよね。
実は1ヶ月検診は出産した病院とは違う病院でも受けられます!
しかし、1ヶ月検診ではお産状況や出産後の母子の状態によっては紹介状(診療情報提供書)が必要になるケースがあります。
紹介状はすぐに手に入らない場合もあるため事前の準備が大切です。
また費用は保険適応でないため、病院によって異なりますが3,000円から6,000円で行っている病院がほとんどです。
当記事では1ヶ月検診で出産した病院とは違う病院を利用する際のポイントや持ち物、費用について詳しくご紹介していきますのでご参考にしてみてくださいね。
1ヶ月検診は違う病院でも大丈夫です!分娩時に異常があれば紹介状を用意
1ヶ月検診は、基本的には出産した病院で行うのが一般的です。
しかし里帰り出産後などにより、出産した病院に行くのが難しい場合は別の病院でうけられます。
また出産時や出産後の母子の状態によっては紹介状(診療情報提供書)が必要になることもあります。
紹介状には検査結果やカルテの内容等が書かれており、紹介状なしでは1ヶ月検診を行わない病院もあるので注意が必要です。
紹介状をもらうには、まず直接出産した病院に電話しご確認ください。
病院によっては紹介状を当日中に手配できない病院もあるため、診察の時主治医に伝えるのではなく電話であらかじめ伝えておくとスムーズです。
また、まれなケースですが母子の状態によっては主治医が1ヶ月検診を別の病院で行うこと許可しない場合もあるので、別の病院で1ヶ月検診をする予定の方はあらかじめ確認しておきましょう。
1ヶ月検診で違う病院のときはいつ行くのがいい?持ち物は?
出産したところと違う病院で1ヶ月検診を受ける際には、いつ受診するのがベストなのでしょうか。
一般的には、1ヶ月検診は出産後1ヶ月を目安に行われています。
出産した病院で行う場合は出産後最後の診察で1ヶ月後に検診の予約を取っておく、というケースが一般的です。
出産した病院とは違う病院で1ヶ月検診を行う場合も予約が必要となるので、時間に余裕を持って予約しましょう。
持ち物については、以下のようなものが必要になりますが赤ちゃんの様子に合わせて臨機応変に対応してください。
- 健康保険証
- 母子健康手帳
- 乳幼児医療証(マル乳医療証ともいい、乳幼児の医療費を助成する制度。自治体によっても異なるが東京都の場合200円が最高自己負担額になる)
- 赤ちゃんのおむつや着替えやミルク(待ち時間が長くなるケースもあるので、余裕をもって持っていくと安心)
- 前回の検診結果や診断書(紹介状には検査結果やカルテの内容等が書かれているので紹介状を持っている場合は不要)
- 問診票(病院によっては検診の前に事前に問診票をダウンロードして事前に書いて提出することもある。病院によって異なるためホームページ等を確認しておくとスムーズ)
- 乳幼児健康診査受診票(自治体によっては1ヶ月検診を公費負担にしている場合がある。その場合は公費負担で1ヶ月検診を受けられるので持参しておく)
1ヶ月検診で違う病院のときの費用は?
1ヶ月検診の費用は保険適応ではありません。
病院によって異なりますが相場としては3,000円から6,000円が母子1人ずつかかります。
例外としてお住まいの自治体が1ヶ月検診を公費負担にしている場合、自己負担はありません。
しかし公費負担にするには乳幼児健康診査受診票が必要になるため忘れないようにしましょう。
また、1ヶ月検診自体は保険適応ではありませんが、必ず健康保険証と乳幼児医療証は準備をしておくことが大切です。
検診の結果次第では診察に移行したり、まれですが診察の結果によっては入院や検査が必要になることもあります。
その際の診察や検査は保険適応になるので、必ず健康保険証と乳幼児医療証は持っていくようにしましょう。
乳幼児医療証と健康保険証は出産後すぐに申請すれば1ヶ月検診に間に合うケースがほとんどです。申請は1ヶ月検診のためにも早めに行うのが安心ですよ。
まとめ
- 1ヶ月検診は出産した病院とは違う病院でも受けることができる。基本的に紹介状は不要だが、分娩時に異常があった場合やその後の経過次第では必要になることもあるため、注意が必要
- 1ヶ月検診の検診日は1ヶ月前後を考えておくこと。持ち物には母子健康手帳や健康保険証等、乳児医療証などが必要
- 1ヶ月検診は保険適応ではないので、費用については病院によってことなるが、3,000円から6,000円程度が母子1人ずつにかかる
1ヶ月検診は出産時とは違う病院でも利用できることや、紹介状の有無、持ち物、費用について解説しました。
異なる病院での検診を検討する際には、主治医との相談や事前の準備が大切になります。
特に出産時やその後何か問題があった場合は紹介状等が必要になるケースもありますので早めの準備を心がけておくと当日安心ですね。
1ヶ月検診で母子の健康を守るためにも、当記事の内容を参考にしていただければ幸いです。
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