食洗機に非対応な場合はどうなる?プラスチックや食器などで危険なものは?洗えるものは?
みなさんは、食洗機を使いたくても、「食洗機で洗える食器かどうかがわからない」と悩んでいませんか。
また、「もし、食洗機で非対応のものを洗った場合どうなるのか」と不安を抱えているかもしれませんね。
当然、食洗機で非対応のものを洗うと食器が割れたり、機器本体が故障してしまったりする原因になります。
私も最初は、食洗機で洗っていいものがわからず、食洗機は使わないことが多かったです。
しかし、食洗機を使うようになると時間を有効活用でき、便利で生活が豊かになったと感じます。
今回の記事では、食洗機に非対応なものを洗ってしまった場合の危険性について紹介します。
また、食洗機で非対応のものと洗えるものの紹介もするので、ぜひ読んでみてください。
食洗機に非対応な場合はどうなる?危険な理由
食洗機で非対応なものを洗うとどうなるか。それは食器が割れるだけでなく、機器本体が故障する原因になります。
食洗機で非対応なものを洗う場合の危険な理由は、以下の2つです。
ガラスが飛び散る危険性
食洗機で強化ガラス製のものを洗うと、急激な温度変化で割れてしまうことがあります。
割れた場合、食洗機内にガラスが粉々に飛び散ってしまい、掃除するときにケガをするため危険です。
そのため、強化ガラスは頑丈そうですが危険を伴うため、食洗機に入れるのはやめましょう。
機器本体が故障する危険性
食洗機にスプーンやお弁当用のシリコンカップなどを入れた場合、食洗機内で飛ばされることがあります。
すると、飛んでしまった小物がヒーターカバーに落ちて焦げたり、変色したりするため危険です。
ヒーターカバーの故障だけでなく、機器本体の故障につながることがあるため注意しましょう。
また、専用のかごがある場合は、小物が飛ばされにくくなり故障のリスクも抑えることができます。
食洗機に非対応なプラスチックや食器・水筒は?
ここでは、食洗機に非対応なプラスチックや食器、水筒について紹介します。
・プラスチック製の小物
・傷やひびが入っているもの
プラスチック製の小物は、軽くて飛ばされやすいため注意が必要です。
小物でなくても、基本的には飛ばされやすいため置き方を工夫する必要があります。
また、食洗機に対応しているものでも、傷やひびが入っていると割れてしまうためチェックしておきましょう。
・漆塗りの食器
・クリスタルガラスの食器
・銀やアルミ、銅などの食器
・木製の食器
・貫入食器
・金、プラチナがついた食器
・傷やひびが入っている食器
このような食器が非対応な理由は、主に3つあります。
①食洗機内の熱に耐えられない
食洗機の中は高温なため、耐熱温度が90℃以下のものは非対応です。
耐熱温度90℃以下のものを洗ってしまうと、変形したり溶けたりしてしまいます。
②水流の噴射に耐えられない
軽い食器や傷やひびの入っている食器は、噴射に耐えきれず、飛ばされ割れてしまうことがあります。
傷やひび割れのチェックは、食洗機に入れる前に入念にしておきましょう。
③アルカリ性の洗剤との相性が悪い
台所用の洗剤は中性洗剤ですが、食洗機専用の洗剤はアルカリ性です。
漆塗りの食器や金、銀、アルミなどの食器は、このアルカリ性の洗剤との相性が悪いため避けましょう。
そのため、表面がはがれたり、変色したりする恐れがあります。
・水筒はほとんどのものが非対応
水筒がほとんど非対応な理由は、塗装がはがれ、食洗機内のパイプに詰まり故障の原因になるためです。
しかし、サーモスの保冷水筒などの一部は、食洗機に対応している商品もあります。
対応している水筒を持っている人は、手の届きにくい水筒の奥まで洗うことができるためおすすめです。
食洗機で非対応ではなく洗えるもの
食洗機で非対応ではなく、洗えるものはさまざまあり、覚えておくと便利です。
ここでは、食洗機で洗えるものと洗うときの注意点について紹介します。
食洗機で洗えるもの
・ザル、すり鉢、おろし金
・急須、泡だて器、スライサーなどの刃物
・魚焼きグリル、油こし器
・鍋や電子レンジの受け皿
ザルやすり鉢などは、隙間にごまなど細かいものが詰まりやすいものは、食洗機を使うと良いでしょう。
また、急須などの複雑な構造のものや、刃物はスポンジが傷む原因になってしまうため食洗機が効果的です。
油汚れがひどいものも手洗いだと大変ですが、食洗機だと手も汚れずきれいに油汚れを落とすことができます。
鍋は食洗機で洗えるものもありますが、フッ素加工がはがれているものは避けましょう。
洗うときに注意すること
食洗機は手洗いよりも便利ですが、下記の点に注意が必要です。
- 取り扱い説明書に明記されていることを守る
- 食洗機で洗えるものかの事前確認する
- 食洗機に入れる前に「予洗い」をする
- 定期的に食洗機を掃除しておく
一番大切なのは、取り扱い説明書を読んで食洗機で洗えるものが事前に確認しておくことです。
事前に確認しておくだけで、傷がついたり、機器が故障したりするリスクを軽減することができます。
また、食洗機に食器などを入れる場合は、「予洗い」も重要です。
「予洗い」をせずに食洗機に入れてしまうと、残飯がヒートカバーに落ちて故障の原因になってしまいます。
さらに、食器を入れずに通常の2倍の洗剤を使って、食洗機内の掃除をしておくと良いでしょう。
まとめ
- 食洗機で非対応のものを洗った場合、食器が割れたり、機器が故障したりしてしまうことがある
- 食洗機で洗ってはいけないものは、耐熱温度、噴射に耐えられるか、洗剤との相性などで判断する
- 食洗機で洗うことが可能なものも、「予洗い」が大切である
今回の記事を通して、食洗機で洗っていいものと洗ってはいけないものの区別がわかりましたね。
私も食洗機を使ったことがありますが、食器洗いの時間が短縮でき、他のことに時間を使うことができました。
また、高温で洗浄してくれるため除菌ができるのも魅力的で、手洗いよりも節水になります。
このように、食洗機は使い方さえ間違わなければ、いいこと尽くしです。
共働きなどで洗い物に手間をかけられない人は、食洗機を使ってみてはいかがでしょうか。
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