ベビーゲートは置くだけで倒れないのがおすすめ!手作りもできます!
赤ちゃんを危険な場所に入れないようするベビーゲート。設置したいけど壁にキズをつけたくない、組み立てが面倒などの理由で悩んでいませんか?
手軽に設置したいなら、置くだけで倒れないタイプのベビーゲートがおすすめです。
壁にキズがつきにくく、設置も楽なので賃貸でも安心して使えます。
本記事では、置くだけで倒れないベビーゲートのメリットをご紹介します。
置くだけで倒れないベビーゲートはどんな仕組みなのか。
また、設置場所によってどんなタイプや素材を選べばいいのか。
簡単な手作りベビーゲートについてもご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。
ベビーゲートは置くだけで倒れないタイプのメリット
赤ちゃんが動き回るようになると、片時も目を離せなくなりますよね。
キッチンに入って邪魔をされたり、トイレまでついてきて落ち着かないなど、ママの悩みはつきません。
また、家の中は危険がいっぱい。
ほんの少し目を離しただけで、誤飲や転落などの事故にあう可能性もあります。
そんな時はベビーゲートが有効です。
ハイハイを始める生後半年くらいから、大人の言うことが分かる2歳前後まで設置しておきましょう。
赤ちゃんの安全を守ってくれます。
家の中には危険がいっぱい
厚生労働省の実態調査によると、平成28年~令和2年の5年間で0歳児が不慮の事故で死亡する事例が350件発生しています。
引用:消費者庁「子どもの不慮の事故の発生傾向」
0歳から1歳までの主な死亡原因は、誤って異物の飲みこんだことによる窒息やお風呂での溺水。
カプセル式のスポンジを飲み込んで窒息した事例や、お風呂のふたによじ登って湯船に転落した事例もあります。
また、赤ちゃんの死亡事故は、90%が家の中で起きています。
赤ちゃんにとって家の中は危険がいっぱい。
危険な場所に赤ちゃんが入らないように、しっかりガードしておきたいですね。
危険な箇所を見つけよう
家の中は大人にとって安全に見えても、赤ちゃんには危険な箇所がたくさんあります。
まずは危険な箇所をピックアップして、しっかり対策しましょう。
- キッチン
やけどや誤って異物を飲み込む危険があります。 - お風呂場
赤ちゃんは洗面器の水でも溺れてしまいます。 - 階段
転落の可能性があります。 - ベランダ・窓
転落や、異物を飲み込む危険があります。 - テレビなどのオーディオ周り
伸びたコードにからまったり、スイッチやコンセントで感電する危険があります。 - テーブル周り
電気ケトルのコードを引っ張ってやけどをしたり、パパの電子タバコを飲み込んだ事例があります。 - 暖房器具や扇風機の周り
やけどや指はさみなどの危険があります。
他にも危険な箇所はたくさんあります。
赤ちゃんの目線でお家の中をチェックしてみて下さい。
赤ちゃんを危険から守るベビーゲート
赤ちゃんにとって危険な箇所をチェックしたら、その場所に入らないようにする必要があります。
ベビーサークルなど、赤ちゃんを囲んでしまうアイテムもありますが、場所をとるのが難点ですね。
また、赤ちゃんの行動を制限してしまうので、使いたくないという意見もあります。
その点ベビーゲートなら、危険な箇所への侵入を防げて、部屋の中では自由に遊べます。
場所をとらないのも魅力ですね。
ママや赤ちゃんがお家で安心して過ごすためには、ベビーゲートが有効です。
手軽で簡単 置くだけで倒れないベビーゲート
ベビーゲートには、突っ張り棒やねじで壁に固定するタイプと、置くだけのタイプがあります。
壁に固定するタイプは、しっかりしている反面、壁にキズがつくので賃貸物件では使いづらいですね。
突っ張りタイプでも壁にあとが残ったり、黒ずんだりします。
その点、置くだけのタイプは壁をキズつけず、賃貸でも気軽にベビーゲートが使えます。
倒れない工夫もされているので安心です。
また、簡単に移動させられるので、状況に応じて赤ちゃんをブロックしたい箇所に持っていくことができます。
賃貸や狭いお部屋には、置くだけで倒れないベビーゲートがおすすめです。
ベビーゲートは置くだけで倒れないのがおすすめ!
置くだけのベビーゲートは便利ですが、本当に倒れないのか心配ですよね。
また、大人がまたぐ低いタイプや扉が付いたタイプなど色々と種類があり、どれを選ぶか悩むところです。
ここでは設置場所ごとに、置くだけで倒れないベビーゲートのおすすめタイプをご紹介します。
ベビーゲートが倒れない仕組み
置くだけのベビーゲートは、倒れてしまいそうで心配ですよね。
使い方を間違えると倒れる危険性がありますが、きちんと設置すれば大丈夫です。
置くだけのベビーゲートは、左右の枠を柱などにかけ、土台をつけることで安定します。
3点でしっかり支えることが安全のポイントです。
また、ゲートの土台となる部分は、赤ちゃんが乗るとその重みで倒れないように設計されたものもあります。
このタイプは、赤ちゃんがつかまり立ちをするようになっても、自身の重みで安定するので安心です。
また、置くだけのベビーゲートは、直線型、コの字型、L字型などに形を変えられる物もあります。
倒れない原理は全て同じなので、ガードしたい場所によって適切な形に変えて使うと良いでしょう。
置くだけで倒れないベビーゲートは便利
キッチンや、玄関、ベランダへの段差、階段、バスルーム。
赤ちゃんが出入りすると危険な箇所はたくさんあります。
置くだけで倒れないベビーゲートなら、場所を選ばず気軽に設置できるのでとても便利。
壁にキズも残りません。
市販のものは、間口に応じで伸縮できたり、横のパネルを追加して幅を広げられる物もあります。
また、ひとつのゲートを何か所かで使いたい場合は、コの字やL字などにレイアウトを変えられる物が便利。
一番広い間口に合わせて選んでおけば、レイアウトを変えるだけで狭い場所もガードすることができます。
赤ちゃんが押しても倒れないよう、間口より大きめのサイズを選んで、3点をしっかり固定しましょう。
出入り口は扉付きで便利に
ハイハイやつかまり立ち期の赤ちゃんなら、大人がまたいで通れる60cmくらいの高さでガードできます。
ただし、赤ちゃんを抱っこしてまたぐと、ふらついたり、足を引っかけたりして危険な場合もあります。
背の低いママや、またぐのが苦手なママには扉付きのベビーゲートがおすすめです。
扉をロックしておけば赤ちゃんの侵入を防げますし、上の子がいる場合は遊びの動線を確保できます。
また、おじいちゃんやおばあちゃんにお手伝いしてもらう場合も、扉付きの方が双方にとって安全ですね。
オートロックの扉を選べば、閉めわすれも防ぐことができます。
テレビなどのオーディオ周りはコの字型やL字型が便利
オーディオ周りのガードには、コの字型やL字型がおすすめです。
オーディオ周りを囲むように設置すれば、スイッチやコード、コンセントを一気にガードすることができます。
また、高さが低く、リモコンの電波を通しやすい素材のものがおすすめです。
赤ちゃんいたずらを防げればいいので、大人の視界を妨げず、オーディオ操作の邪魔にならないものを選びましょう。
ガードする場所に合わせて素材を選ぼう
ベビーゲートの素材は、大きく分けて4種類があります。
お部屋の雰囲気や、用途に合わせて選びましょう。
プラスチック製
軽くて手丈夫、カラフルで子供部屋にぴったり。
種類も豊富ですが、外から赤ちゃんの様子が見えにくいのが難点です。
また、リモコンの電波を通しにくいのでオーディオ周りには不向きです。
スチール製
熱に強く通気を妨げないので、暖房器具や扇風機周りに最適です。
木製
暖かみがあるので、お部屋の雰囲気が柔らかくなります。
ただし、キズがつきやすいのが難点です。
メッシュ製
反対側から、赤ちゃんの様子が良く見えます。
素材が柔らかいので、赤ちゃんが転んでもやさしく受け止めてくれます。
階段上は専用の固定式ベビーゲートを
置くだけで倒れないベビーゲートは便利ですが、絶対に設置してはいけない場所があります。
それは階段上です!
階段は赤ちゃんにとって最も危険な場所。
もしもゲートがずれて、赤ちゃんが転落したら大変です。
絶対に事故が起こらないよう、階段上には専用の固定式ベビーゲートを設置しましょう。
ベビーゲートは置くだけで倒れないタイプを手作り
ベビーゲートはお値段がそれなりにするのに、使う期間が短いのが難点です。
レンタルという手段もありますが、どうせなら手作りしちゃいましょう。
費用も安く抑えられるので、オーディオ周りやちょい置き用に、ママのお手製ゲートはいかがでしょう。
身近なアイテムで安く手作り
簡単なべビーゲートなら、ダイソーやセリアなどの100均アイテムを使って作れます。
ワイヤーラックやブックスタンド、紙管ラックのフレームなどを組み合わせましょう。
アイデア次第で手軽にべビーゲートが手作りできます。
ワイヤーネットとブックスタンドで簡単ベビーゲート。
材料
- 100均ワイヤーネット
- ブックスタンド
- 結束バンド
作り方
- ワイヤーネットを結束バンドで連結して大きなネットにする。
(設置したい間口より大きめのサイズやに作る。) - ブックスタンドに結束バンドで固定する。
(ワイヤーネットの高さや幅によって、ブックスタンドの間隔と大きさを調整してください。) - 設置して完成。
ワンポイント
ブックスタンドは互い違いに固定すると安定感が増します。
あくまでも簡易的なベビーゲートです。
ソファや家具の下など、すきまをガードするのに有効です。
牛乳パックを利用すれば、軽くて丈夫なベビーゲートが作れます。
牛乳パックで簡単ベビーゲート。
材料
- 牛乳パック
- 新聞紙
- ガムテープ
- リメイクシート
- 100均ワイヤーネット
- 結束バンド
作り方
- 洗って乾かした牛乳パックに新聞紙を詰める。
(柱を作るので、強度を持たせるために、きっちり詰める。) - 新聞紙を詰めたら四角になるようにふたを閉じてガムテープでとめる。
- 牛乳パックを積み重ねて柱をつくる。
- 同じサイズの柱を4本つくる。
- ワイヤーネットを結束バンドで連結して大きなネットをつくる。
- 大きなネットの両端を牛乳パックの柱ではさんで、結束バンドでとめる。
- 設置して完成!
ワンポイント
牛乳パックを積み重ねて壁をつくってもOK。
視界は悪くなりますが、より頑丈になります。
また、お好みのリメイクシートなどでデコレーションすると、かわいくなりますよ。
他にも、紙管ラックのフレームにワイヤーを張ったり、洗濯ネットを張ったりしても作れます。
ワイヤーの色を黒にすると、シャープな印象になるのでオーディオ周りにおすすめ。
DIYが得意な人なら、ホームセンターで木材をそろえて、本格的なベビーゲートに挑戦するのも楽しいですね。
まとめ
- 家の中は赤ちゃんにとって危険がいっぱい
- 置くだけで倒れないベビーゲートは設置が簡単で便利
- 出入り口には扉付きのタイプがおすすめ
- オーディオ周りコの字型やL字型で一気にガード
- ガードしたい場所によって素材を選ぼう
- 置くだけで倒れないベビーゲートは手作りもできる
以上が本記事の内容でした。
ベビーゲートは、短期間しか使用しませんが、赤ちゃんの安全を守る大切な役割があります。
設置が簡単で賃貸でも使いやすい、置くだけで倒れないベビーゲートはおすすめの便利グッズ。
赤ちゃんにとって安全な空間を作ることで、ママも安心して家事をしたりトイレに行ったりできますね。
まだベビーゲートを設置していないご家庭は、赤ちゃんの動きが活発になる前に設置しておきましょう。
また、ベビーゲートは使っているうちにネジがゆるんだり、ゆがみがでてずれる原因になったりします。
時々点検して、安全を確認しましょう。
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