育休で早く復帰するのは損になる?メリットや給付金についてを解説!早くていつから復帰できるかも紹介
育休前は仕事に早く復帰するつもりだったけど、早く復帰するのは損だってよく聞きますよね。
実は早く復帰しても損はしません!
とはいえ、いざ子育てが始まると思っていたより大変だったり、仕事との両立が不安になったり。
給付金を貰いながら安心して子育てができる環境はとても心強いですよね。
早く復帰すると損。と言われているのには金銭面以外にもさまざまな理由があります。
とはいえ損はしませんが、絶対に早く復帰したほうがいい!とも言えないのが子育てとお仕事の両立の難しいところですよね。
この記事では早く復帰すると損だといわれる理由や早く復帰するメリットについて詳しくご紹介します。
ぜひ参考にして、あなたにぴったりな復帰時期を考えてみてくださいね。
育休で早く復帰するのは損になる理由
よく育休から早く復帰すると損と言われていますが実際は何が損なのでしょうか。
実際に早く復帰したお母さんたちからは、手残りが給付金のときとあまり変わらないという声を多く聞きます。
実際に育休を取得したことがある私が失敗したことや、多くの人が損だと感じる理由を詳しく紹介していきます!
育児に家事に仕事に忙しいのに手残りが変わらない
育児と家事で毎日大変ですよね。そこに仕事が加わってさらに忙しい毎日。
なのに給付金をもらっていたときと大して手残りが変わらない。
これなら育休をもっと長くとればよかった!損した!と早く復帰するのは損だと言われてしまう大きな原因です。
手残りが給付金とあまり変わらない原因のひとつが時短勤務です。
保育園の預かりの時間内では時短勤務になるお母さんも多いのではないのでしょうか。
時短勤務になるとその分産前の給与よりも金額が減ってしまいます。
さらに社会保険料や保育園料が発生するので出ていくお金も増え、それらを引いたら育休の給付金と金額があまり変わらず毎日が大変になっただけと感じてしまいます。
私の場合はさらに疲れてしまい、夕食にお惣菜や宅配を頼むことが多くなり食費などの出費も増えてしまいました。
やはり私も復帰した当時は、これならもう少し育休を長くとっていればよかったな・・・。と思いました。
一日でも早く復帰したくても月半ばの復帰は損?
社会保険料って結構な金額をひかれますよね。
復帰日を月半ばにしてしまうとその月は社会保険料が発生してしまうのです。
私はこれを知らずに月の半ばで復帰して、すごく損をしました。
育休中は社会保険料が免除になるのですが、免除される月の基準が「休業終了日の翌日の前月」となっています。
そのため月の半ばで復帰すると、給与は半月分なのに社会保険料で数万円ひかれることになります。
これは絶対に損ですよね。
復帰日の一番の理想は月末最終日です。難しいようなら1日からの復帰が理想です。
1月を例にいつ復帰したらいつから保険料が発生するかを表にしたので参考にして復帰日を会社へ相談してみてくださいね。
復帰日 | 社会保険料 |
1/1~1/30 | 1月分から支払 |
1/31 | 2月分から支払 |
2/1 | 2月分から支払 |
育休で早く復帰するメリットと給付金について
ここまで早く復帰するデメリットばかりを紹介していましたが、損ばかりというわけではありません。
あなたの中でこれから紹介するメリットが先ほど紹介したデメリットより大きければ、育休から早く復帰するのも悪くない選択です。
ここでは育休から復帰するメリットと給付金について詳しくご紹介していきます。
育休から早く復帰するメリットとは
早く復帰するメリットは仕事のブランクが少ないこと、保育園に入りやすいことの2つです。
まず1つめのメリットはブランクが少なくてすむという事です。
一人目のときに、保育園が決まらず1年半ほど育休をとりましたがブランクが大きく仕事へ戻ること自体に大きな労力が必要になりました。
この先も同じ会社で働き続けることを想定した場合、昇給や昇格にも影響してくるので早く復帰することで一時的には損しているように感じても長い目でみると大きなメリットになります。
もうひとつの大きなメリットは保育園に入りやすいということです。
保活という言葉があるくらいに、1歳児クラスからの保育園探しは難航するお母さんも多いです。
いざ働こうと思っても1歳児クラスは0歳児クラスから継続する子がとても多いので、募集の枠が少なく預けることができない。
認可外の保育園しか見つからず働いても保育園料で給料がなくなってしまう。なんて事態になってしまうことも。
働きたいのに働けないという事態にならないためにも、早めの復帰をおすすめします。
育休の給付金はいつからいつまでいくらもらえるの?
給付期間は最大子供が2歳になるまでです。
最初の半年間は給与の67%、以降は給与の50%が支給されます。
少なく感じるかもしれませんが社会保険料が免除されるので、大きな支払いは市民税くらいなもの。
とっても有難い制度ですよね。
例えば給与額が20万円だった場合は半年間は134,000円、以降は100,000円が給付額となります。
お子さんがまだ小さい間は時短勤務になるお母さんも多いと思うので、時短勤務になった場合の給与額と比較してみて復帰時期をいつにするかを決めることも大事です。
育休は早くていつから復帰できる?
産後翌日から8週間経過した後、もしくは産後6週間経過した後に医師が「支障がない」と認めた業務につくことができます。
とはいえここまで育休から早く復帰するのは、子供の発熱などに対応ができる家族がいる場合や全面的なバックアップがないとかなり大変ですよね。
また産休、育休に入る時点で早期の復帰を計画していなかった場合は、あなたがお休みの間の人員なども確保しているでしょうから早くに復帰するのは難しいかもしれません。
予定よりも早く復帰を考えている場合は早めに上司に相談してみることが大事です。
半年間は給与額の67%と多く給付金ももらえるので、特別な理由がない場合は体の回復も考えて半年間は子供と過ごすのもいいのではないでしょうか。
まとめ
- 育休から早く復帰するのは長い目でみると損ではない
- 時短勤務をする場合は給付金と給与から保育園料などを支払うと金額が変わらないこともある
- 月の半ばで復帰するとその月の保険料がかかるので注意が必要
- 給付金は最大2年間もらうことができる
- 医師の許可がある場合は最短で産後6週間経過で復帰が可能
以上が本記事の内容でした。
これから先のキャリアや保育園に入れるかの問題を考えると、育休からは早く復帰することをおすすめします。
人によって子育ての環境も違うので、お母さんの気持ちも大切に無理のない復帰時期を考えるのが大切です。
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