哺乳瓶洗剤はいらない?大人と同じでも大丈夫?
可愛い赤ちゃんのお世話に忙しいママやパパ、毎日お疲れ様です。
赤ちゃんが使用する哺乳瓶の洗浄には哺乳瓶洗剤がありますが、使った方が良いのでしょうか。
実は、哺乳瓶を洗うのには哺乳瓶洗剤を使用してもしなくても、どちらでも大丈夫です。
哺乳瓶の洗浄や消毒はできるだけ簡単に、そして安全に管理していきたいですよね。
この記事では哺乳瓶洗剤はいらないのか・哺乳瓶の洗い方・消毒方法など紹介していきます。
この記事を読んで哺乳瓶洗剤を使うか、一般の食器洗剤を使うか、自分たちに合った方法がわかるはずです。
安心して可愛い赤ちゃんのお世話ができる助けになるはずですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
哺乳瓶洗剤はいらない?必要?大人と同じでも大丈夫?
哺乳瓶を洗うのには哺乳瓶洗剤を使用してもしなくても、どちらでも大丈夫です。
まず、哺乳瓶ではミルクや白湯を飲むことでしょう。
ミルクを飲んだ後の哺乳瓶にはタンパク質や油分が付着しており水のみの洗浄では汚れを落としきれません。
そのため、哺乳瓶は洗剤で洗う必要があります。
その洗剤ですが哺乳瓶洗剤でも、一般的な食器洗剤の使用をしても構いません。
つまり、哺乳瓶洗剤を使わなくても大丈夫なのです。
しかし一般的な食器洗剤を使う場合、注意が必要なポイントがあります。
では何を基準に選べば良いのか、注意点は何があるかそれぞれの洗剤の特徴を調べていきましょう。
哺乳瓶洗剤と一般的な食器洗剤の違い
2つの洗剤の違いは化学合成成分が入っているか、いないかになります。
- 化学合成成分が含まれる(合成界面活性剤や合成香料、合成着色料など)
- 水と油を混ざりやすくなっており、汚れを洗い流しやすくなっている
- 残留性がありしっかりすすぐ必要がある
- 化学合成成分が含まれておらず、自然由来の成分となっている
- 余分な成分が含まれておらず安心して使える
- 洗剤自体に除菌や殺菌効果はなく、一般の食器洗剤より値段が高い
哺乳瓶洗剤の方が赤ちゃんの口に入れても安心な成分になっていますね。
そのためデリケートな赤ちゃんの健康を守るのに役立ちますが、あくまで汚れの除去目的での使用となります。
次に一般の食器洗剤を使用する場合の注意点を確認していきましょう。
哺乳瓶洗剤を使わない場合の注意点
- 洗剤をすすぐ時には十分に洗い流して洗剤成分が残らないようにする。
- 使用する洗剤は合成香料や合成着色料の含まれていない製品を選ぶ。
- 哺乳瓶を洗うスポンジは大人のスポンジと分けておく。
一般の食器洗剤でもなるべく化学合成成分が少ない製品の方が安心でしょう。
哺乳瓶洗いを一般の食器洗剤で洗浄して、何か病気になっている事例は見つかりませんでした。
しかし、合成香料や合成着色料の中にはアレルギーや発がん性などの健康被害が懸念されている物もあるため注意が必要です。
哺乳瓶洗剤を使用した方が良い場合
生まれて間もない新生児の間は赤ちゃん自身の消化器官や免疫機能が未発達なため、哺乳瓶洗剤の使用をお勧めします。
赤ちゃんの口に入れても安心な成分で作られている哺乳瓶洗剤は、多少のすすぎ残しがあっても、赤ちゃんの体調を崩す危険を減らすことができるからです。
また、哺乳瓶を使う回数が多いほど、哺乳瓶を洗う回数は増えて大変になりますよね。
哺乳瓶洗剤であれば、一般の食器洗剤に比べすすぐ時間を短縮できるので、洗う時間の短縮になるかもしれません。
その場合、一般の食器洗剤の使用を開始する目安は、お子さんがおもちゃなど舐め始めたり、離乳食の開始時期などが良いでしょう。
哺乳瓶洗剤の活用方法
せっかく哺乳瓶洗剤を購入しても、哺乳瓶を使用する期間が短かく使い切れるか、心配になてっている人がいるかもしれません。
哺乳瓶洗剤の他の活用法として、野菜や果物の洗浄に使うことができます。
哺乳瓶洗剤には、野菜についた農薬などを洗浄できることが表示してあるものも多いです。
もし、野菜や皮ごと食べるブドウやブルーベリーやイチゴ、リンゴなど果物の農薬など気になるようなら、哺乳瓶洗剤を使用することをお勧めします。
哺乳瓶の洗い方
使用した哺乳瓶の洗い方は①水やぬるま湯で流す、②洗剤で哺乳瓶を洗う、③水やぬるま湯で洗剤を流す、になります。
- ミルクにはタンパク質や脂質が含まれており、時間の経過で落ちにくくなるため早めに流すと良い
- 流す際は哺乳瓶のパーツごとに流す必要がある
- すぐに哺乳瓶の洗浄に取りかかれないときは水やぬるま湯につけておくだけでも洗浄しやすくなる
- 洗剤使用時のスポンジは菌が雑菌が付着している事もあり、大人用と分ける必要がある
- 哺乳瓶の形状に合わせて作られた、専用の哺乳瓶洗浄のスポンジをなど使うと、細かい部分まで洗うことができる
- 哺乳瓶やパーツに付着した汚れと洗剤を流す必要がある。
- 特に一般の食器洗剤を使用する場合は洗剤成分が残らないようしっかりすすぐことが重要になる。
哺乳瓶の消毒の方法
使った哺乳瓶は洗浄後、消毒、乾燥までを行う必要があります。
多くの哺乳瓶洗浄剤には除菌・殺菌効果がなく、あくまで汚れの除去目的での使用となるため消毒が必要です。
哺乳瓶の消毒方法は①電子レンジ、②煮沸、③消毒液に漬け込む、の3通りあります。
- 電子レンジ消毒専用の容器を使用する
- 容器に水と哺乳瓶や乳首などセットし、指定の時間とワット数で電子レンジをスタートする(通常3〜5分ほど)
- 終了後、手で触れる温度まで下がったら取り出し、しっかり乾燥させる
- 所要時間が短く済む
- 対応していない哺乳瓶もあるため、容器を購入する際も確認を行う
- 哺乳瓶や乳首が浸かるくらいの鍋に水を入れ、十分に沸騰させた後に哺乳瓶や乳首を鍋に入れる
- ガラス製の哺乳瓶なら約7分ほど、プラスチック製の哺乳瓶や乳首などのプラスチック部品は3~5分ほど煮沸する
- 煮沸した哺乳銀や乳首を取り出し、清潔な付近の上で十分乾燥させる(哺乳瓶専用のトングがあると便利)
- 特別な道具がいらず全ての哺乳瓶に対応できる
- やけどのリスクがあったり哺乳瓶の劣化のリスクもある
- 専用の消毒液を指定の量の水で希釈したものに、哺乳瓶や乳首を漬ける
- 漬け込む時間は消毒液の指定に沿う(漬け込む時間1時間ほど)
- 消毒液は1回作ったら24時間は捨てずに使うことができる
- 指定の時間漬け込んだ後は取り出し、十分にすす技、乾燥させる
- 手間はかからず、哺乳瓶やおもちゃなど一気に多くの消毒ができる
- 消毒の時間が長く、薬剤の匂いが気になる事もある
それぞれの方法を踏まえ、ご家庭に合った消毒方法を選択してみてください。
まとめ
- 洗剤をしっかりと洗い流すことで、哺乳瓶洗剤はいらない
- 哺乳瓶洗剤は自然由来の成分で赤ちゃんに優しい成分でできているため、新生児には哺乳瓶洗剤を使用した方が安心
- 使用した哺乳瓶は洗浄、消毒、乾燥を行う
- 哺乳瓶の洗浄ではスポンジは大人と分け、パーツごとに洗い、洗剤はしっかり洗い流すのがポイント
- 哺乳瓶の消毒方法は3通りあり、メリットデメリットを踏まえ家庭に合った方法で行う必要がある
注意点を踏まえれば、哺乳瓶洗剤はいらない事が分かりました。
哺乳瓶は出産後に必ずといっていいほど必要になってきます。
ミルクをあげたり白湯をあげたりと必要なシーンが多くみられるので、その戦場や消毒方法はご家庭に合った方法で行いましょう。
赤ちゃんの時期はお世話が大変ですが、短い期間なので、我が子の可愛い時期をたっぷり堪能して育児を楽しんでください。
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