颯のお茶はまずい??賛否両論といわれる理由

「颯(そう)」というお茶をご存知ですか?
颯はアサヒ飲料が2023年に発売したお茶で、賛否両論あり話題になっています。
微発酵茶葉(萎凋緑茶)を一部使用し、日本最高位茶師十段の酢田恭行氏が全面監修しているのが特徴の颯。
しかし、一部の消費者から「まずい」との口コミがあがっています。
颯がまずいと言われる理由は、これまでの緑茶と異なる香りや味のため、人によって好みが分かれるからです。
この記事では、颯は本当にまずいのか、賛否両論言われる理由や口コミ・評価について解説しています。
颯がどんな味なのか気になっている方は、ぜひ購入の参考にしてみてください。

颯のお茶はまずい?

「颯(そう)」は、アサヒ飲料が2023年4月に発売した緑茶飲料です。
微発酵茶葉(萎凋緑茶)を一部使用しているのが特徴で、日本最高位茶師十段の酢田恭行氏が全面監修。
口に含んだ瞬間、飲み込んだ後と2回華やかな香りがすると謳っています。
しかし、颯には「まずい」といったマイナスな評価が目立ちます。
茶師監修の元、作られたお茶が本当にまずいのでしょうか?
結論からいうと、颯は消費者によって好みが分かれるお茶だと言えます。
颯は緑茶として販売されていますが、味わいや香りが一般的な緑茶とは異なります。
そのため、緑茶だと思って飲んだ消費者から、「まずい」との評価が多くされるようになりました。
公式ホームページにも記載がありますが、颯は発売依頼、SMSを中心に賛否両論あるお茶です。
中には「個性的な味がする」「香りが強い」といった口コミから、「まずい」と評価されることも。
賛否両論ある颯ですが、2024年4月には新CMが発表されました。
黒柳徹子さんとヒコロヒーさんを起用し、SNSなどの声を代弁する内容となっています。
SNSで話題にされることをうまく利用した販売戦略と言えますね。
颯が賛否両論の理由

颯が賛否両論の理由はなんでしょうか?
颯は微発酵茶葉(萎凋緑茶)を一部使用しているのが特徴のお茶です。
萎凋緑茶(いちょうりょくちゃ)というのは、製造の過程で軽い発酵をさせた緑茶のこと。
日本の緑茶としては珍しい製法で、通常は烏龍茶や紅茶などで使用される技術を応用しています。
賛否両論となる理由は、この独特な製法によって生み出された香りと味。
これまでの緑茶に慣れ親しんでいる消費者にとって、好みが分かれる点にあるようです。
賛否両論の理由1:香りの強さ
颯は、一般的な緑茶とは異なる華やかな香りが特徴です。
これは、茶葉が微発酵する過程で、花や果物のような香りが生まれるため。
緑茶よりもジャスミン茶や紅茶の香りに似ており、一部の消費者は「香りが強すぎる」と感じるようです。
一方で、フルーティーな香りがして良いと感じる消費者もいます。
これまでの緑茶にはない華やかな香りという特別感。
ジャスミン茶や紅茶ような上品な印象が、プラスの評価となり、賛否両論の理由となっています。
賛否両論の理由2:味の違い
微発酵茶葉を使用することにより、これまでの緑茶とは異なる味わいがするのも賛否両論の理由のひとつ。
一般的な緑茶は、蒸す工程で茶葉の発酵を完全に止めて作られます。
しかし、颯の製造に使用される茶葉は、軽い発酵が行われ、甘みやまろやかさが強調される味になっています。
緑茶の渋みや苦味を期待している消費者にとっては、「緑茶らしくない」「物足りない」と感じるのでしょう。
一方で、渋みが少なく、まろやかな味わいが、飲みやすいと感じる意見もあります。
緑茶の渋みが苦手な消費者にとっては、颯の味は優しく、ゴクゴクと飲み進められるようです。
颯の口コミと評価

颯の口コミと評価にはどんなものがあるのでしょうか?
肯定的な意見、否定的な意見をそれぞれみていきましょう。
肯定的な口コミと評価
肯定的な口コミには、香りが良い、後味がすっきりしていて飲みやすい、大容量で嬉しいなどが目立ちました。
香りを売りにしているだけあって、鼻に抜けるような香り、甘い香りがして良かったという評価は多いです。
ジャスミン茶のようなフルーティーな香りが好みだったとの口コミもありました。
また、颯は一般的な緑茶と比べて苦みが少なく、飲みやすいと評価する人も多くいました。
アサヒ飲料が行った調査では、近年緑茶の苦味が苦手との声が増えているとのこと。
ゴクゴク飲める緑茶が欲しいとの声から、颯の開発に着手を始めました。
容量は620mlや2Lなどのサイズもあり、苦味もなくゴクゴク飲むのに大容量サイズがあるのは嬉しいですね。
颯の口コミからは、香りの良さと飲みやすさが高く評価されていることがわかります。
否定的な口コミと評価
否定的な口コミには、香りが独特(香料が強い)、甘い味がする、味が薄いなどがありました。
肯定的な口コミとしても挙げられていた「香り」は好みが分かれる結果に。
颯は微発酵茶葉を使用していることで、一般的な緑茶とは異なる香りがします。
緑茶だと思って飲んだ消費者から、飲み慣れない香りだとマイナスの評価されることが多いようです。
また、颯の原材料名には香料が含まれています。
「香料が入っているお茶は飲みたくない」と、香料に対しての抵抗感も一部ありました。
味に関しても、後味に甘い味が残るとの口コミが多くありました。
中には、あんころ餅のような甘さだと表現している消費者もいました。
また、颯の味を薄いと感じる口コミも多いです。
特に、緑茶の深みを求めて購入した消費者からは、薄い、味わいがないとの評価が目立ちました。
まとめ

- 「颯(そう)」は、アサヒ飲料が2023年4月に発売した緑茶飲料
- 微発酵茶葉(萎凋緑茶)を一部使用しているのが特徴で、日本最高位茶師十段の酢田恭行氏が全面監修している
- 颯の香りや味は、消費者によって好みが分かれる
- 一般的な緑茶とは香りや味が異なり、緑茶だと思って飲んだ消費者から「まずい」と評価されることが多い
- 颯が賛否両論の理由は、香りの強さと味の違いにある
- 肯定的、否定的な口コミや評価ともにあり、消費者の好みが分かれる商品である
颯は、香りを重視した新しい緑茶飲料として評価されています。
しかし一方で、香りや味の好みが分かれる商品でもあります。
特に、これまでの緑茶のような香りや味を求める消費者には、独特な印象を与えることも。
香りや味の好みは人によって感じ方が全く違います。
気になる方は、試しに一度飲んでみてはいかがでしょうか?
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